鉄骨住宅とは?

鉄骨住宅とは?

鉄骨住宅とは?

使用する鉄骨の様子

使用する鉄骨の様子

住宅には、大まかに3種類の構造があります。
それは木造、RC造(鉄筋コンクリート造)、鉄骨造です。
まず、木造は構造体に木を使っています。震災以降、金物を使うことにより耐震性は高くなりましたが、RCや鉄骨に比べるとまだ耐久性の面で劣っていることは否めません。また、構造上大きい開口や大きい空間を設けるには大きく制約される部分が多いです。
次に、RC造は構造体に鉄筋とコンクリートを使い、優れた耐久性と耐震性を持つ構造といえます。しかし、その反面熱の変化を受けやすく、断熱の方法を誤ると夏に暑く、冬に寒い建物になってしまいます。また、強固な分壊しにくいので新築時、リフォーム時共に比較的コスト面で高くついてしまいます。
最後に、鉄骨造は構造体に鉄骨を使い耐震性は構造計算により地震を想定しているので非常に高いものとなっています。また、耐久性も防錆塗装により劣化しにくくなっています。そして、柱をある程度好きな場所に建てることができるので自由な間取り、大きい空間、大きい開口部を設けることができます。リフォーム時にも柱さえ気にしなければ自由にできるでしょう。

なぜ、今、鉄骨住宅なのか?

鉄骨を組んでいるところ

鉄は引張力、圧縮力に強く変形しにくい材料です。
鉄でできた建物は、大きな変形力のかかる地震が来たとき、対抗できる耐震力を持っているのです。地震の多い日本ではこの構造が一番適しているでしょう。
そして、これからの時代は環境に配慮した時代です。2代、3代と続く皆様のご家庭の「家」を建てては壊し、建てては壊しと繰り返してはとても環境に配慮しているとは言えません。だから、世代によってある程度自由にリフォームすることのできる鉄骨住宅がよいと言えます。

高い安全性

鉄骨は自社工場にて加工

使用する鉄骨は自社工場にて加工

耐震性

  • 地震に強い。
  • 構造計算をしなくてはならないので必ず強度が取れた設計となっています。
  • 鉄骨住宅は地震の時は揺れます。揺れてエネルギーを吸収しています。
  • 鉄骨の場合、一気に壊れないので安全面でも有利な点があります。

耐久性

  • サビの問題さえなければ100年でも持ちます。当社では塗装をしたり、鉄骨の周りを外壁材で囲ってサビない様にしています。リフォーム時にも鉄骨の柱さえ気にしなければ、間取りも自由に変更できます。

鉄骨住宅のメリット

1.大空間

大空間を作ることができます
2部屋に分割するというリフォームも可能です

構造体を木と比べて強度の高い鉄で作ることで柱と柱の距離を大きくすることができます。
それによって間仕切壁を設けることなく大空間を作ることができるのです。
広いリビングやダイニングなど大きい部屋でのびのびとゆったりとした生活を楽しむことができます。
まだ小さいお子様の部屋も広く造っておいて、将来2人になれば2部屋に分割するというリフォームも可能です。
また、狭小地であれば1階を車庫にしたり、お仕事をお持ちの人には事務所などの広いスペースとして利用したりすることもできます。

2.大開口

大きな窓をつけることができます
採光性や通気性がよい明るい部屋に

柱と柱の間に木造で必要な耐力壁を設ける必要がないので大きな窓をつけることができます。
大きな窓によって太陽の光を部屋の中へ取り入れることができます。そのため昼間の照明が少なくてすみますし、冬は暖かな場所を設けることができます。  
また、夏には窓を開けることで風の通りをよくし、暑さや湿気を和らげることができます。
このように採光性や通気性がよくなり明るい部屋で気持ちのよい空間を味わうことができます。

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